ひさびさの映画

新聞記者、みた。ひっさびさの映画が、
県内で3つのシアターでしかやってない
どちらかというとマイナーな映画だったけど、
これはもっと色んなシアターでやってほしいと思った。

え?新聞記者がテーマってことは、忙しい新聞記者がバリバリ仕事する感じか、そうでなけりゃ歴史的1ページに残る記事についてのドキュメンタリーかな?くらいの、なんにも知らない状態で見たんだけど、よかった。


何が良いか端的に言うと

人生の上手く行かなさの体現。
出る釘はやはり打たれる、こうやって今の世の中が出来上がってる、平穏の裏で、何かが起こってる。

新聞記者って、情報を持ってるから、新聞に書いてあることってすごく大事だ。(全部が本当とは限らない。真実に見せかけて、罪の揉み消しに利用してることも。)家にいつも届く新聞の一面を飾る記事って、記者が一刻も早く伝えたいことなんだと思うと、これからはタイムリーに読もう、と反省した。


新聞記者が真実を伝えるだけでは悪を止めることはできない。(都合が悪いこと書くと関係者は抹殺されてしまうから)

国民が政治に無関心だと、政治の悪い方向に動くことを止められない。

真実か真実でないかを決めるのは国民だ、とは、言うけれど、国民だって何が本当かわからないじゃないか。



だからこそ、当事者にホントのことを聞きにいき、広く世の中に届ける人って偉い。
 


大きな組織に歯向かう人って命がけだ。