久しぶりにファッション誌

2年ぶりくらいにノンノを見た。

前はよく見ていたものだけど、色々と忙しく、興味も広がったので

ここ2年間は忘れていた。

 

 

すると、思うのだ。

モデルの脚は細すぎて、

こんな細くないと着れない服を紹介している意味がわからない。

私みたいなBMI22の標準体重でも

かわいく着られるコーデや服を紹介した方が

よほど見ていて楽しい。

 

あと紹介されているコーデが全然可愛く見えない。

確かに色は綺麗だ。形もふわりとしていて可愛い。

それなのに、それらを全部合わせると、

不思議とかわいくない。

多分オシャレすぎて一般人には近寄りがたさを感じるから

だと思う。

 

メイクのページは

見ていて実用的だなって思った。

何しろメイクグッズは、

初心者が自己流でやっていると

なかなかうまくいかないから。

でも、アイラインの引き方を少し変えたくらいで、

その人の印象はそんなに変わるものではないと思う。

 

ヘアアレンジのコーナーも昔と変わらず大好き。

ただ、モデルの髪質と自分のが違いすぎて、

雑誌の通りいった試しがない。

それでものめり込んでしまうのは、

自分の剛毛・天パ・多量

の地毛にコンプレックスがあるから。

人間、うまくいかないとなお一層熱が入ってしまうものだ。

 

 

おすすめコスメの紹介ページは、

所詮広告なのだと今なら思える。

当時は、コピー一つ一つを鵜呑みにしていたものだ。

 

そしてエクササイズのコーナーは、

これまた細すぎる女性がおへその出る服で

「華奢、でも腹筋はある☆」アピールをしていた。

正直、高校生くらいの時は

その一枚の写真に写っているくびれと薄く浮き出た腹筋を凝視して、

「このようにならなければ」と思っていたものだ。

人それぞれくびれ方も違って当然だし、

その形だけが綺麗の基準ではないのに、

お手本であるかのように崇めていたのが今となっては

片腹痛い。

 

最後の「今日の彼氏」ページに写っている

満面の笑みで伸びをする27歳くらいのモデルは、

「彼氏」と言いながら全国の誰のものでもない男性が

ただ理想の彼氏を演じているだけだと思うと

虚無を感じずにいられなかった。

 

結論

ファッション誌は女性の綺麗の基準を見極める目を

厳しくし、結果的に世の中の女性のあるべき姿を

単一化し、女性が人の目をきにするのに片棒担いでいる。