周りの目を気にする
大人になると、
何も言われないものだ。
小学生くらいの時は、
うるさくしてれば、うるさい
邪魔なところにいたら、どけ
勉強している姉のじゃまを無意識にしていたら、うざいから早く寝ろ
って言われた。
そのたびに落ち込むけれど、今思うと、あれのおかげで、どこまでふざけられるのかわかる分、安心してふざけられたような気がする。
中学の時は、みんなが何を考えているのか丸わかりだった。
私がクラスで一番きもいとわざわざ教えてくる男子、
クラスのいじめられっ子に聞こえるような声で悪口を言う女子。
でも今では、みんなが何を考えているのか、
私をどう思っているのか、あいまいだ。
表面上では優しくても、腹の内はわからない。
それがこわいんです。
私がいま怖がっているものはそこ。
恐さを克服したいよね。
恐さを克服できたら、うざいって思われないかとか、こういう行動したらあいつきもいって思われないかとか、心配せずに人と接することができる。
人と怖がらずに接したい、というよりも、なによりも、卑屈な自分が嫌だ。それが分からないから、杞憂だとしても、自分でどこまでも心配してしまう。どんどん一人でこじらせて、ただの卑屈な人になる。
私も誰かに、信頼出来て必要だと言われたい一方、今の自分は自分のメンツにいっぱいいっぱいで、みんなに何か与えられているかも怪しい。きっとなにも与えていない。だって与えるって意識なんて根本から持っていない人に、周りに良い影響を与えることなんでさすがに考えにくい。
自信をつけよう。そしたら、こんな考えても仕方ない悩みに時間を割くこともなくなる。